横浜市内で成人式が行われた14日、酒に酔った新成人が暴行容疑などで相次いで逮捕された。
港北署は暴行の疑いで、横浜市南区高砂町1丁目、自称会社員の男(20)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、同日午後6時40分ごろ、同市港北区新横浜2丁目の路上で、大学1年の男子学生(19)=藤沢市=と男性会社員(20)=横浜市都筑区=に対し、顔を殴ったり、胸ぐらをつかんだりして暴行を加えた、としている。
署によると、男と男性会社員は中学時代の同級生。成人式に出席後、それぞれ別のグループで集まっていて偶然出会ったとみられる。男は当時、酒を飲んでおり、「覚えていない」などと供述しているという。
また、栄署は器物損壊の疑いで、いずれも自称で横浜市栄区の無職少年(19)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、同日午後8時25分ごろ、同区の路上で、路線バスの車体を蹴り、乗車口のドアなどを損壊させた、としている。
署によると、近くに停車していた乗用車も蹴るなどし、車体の一部を損壊させたとしている。成人式出席後、友人と酒を飲んでいたと説明しているという。