県内に路線を持つ大手私鉄5社(京王電鉄、小田急電鉄、東京急行電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道)が7日公表した年末年始(12月31日~1月3日)の定期外輸送人員の合計は、前年同期比0・7%増の995万5千人だった。天候に恵まれたほか、前年の天候不良による反動もあって増加した。
定期外輸送人員は、定期券ではなく、普通券や回数券などで乗車した客の数。最多だったのは東急で、前年と変わらず288万2千人。次いで小田急が1・6%増の236万2千人。京王は0・2%増の205万3千人。京急は0・9%増の202万人だった。
相鉄は5社の中で最も伸び率が高く、2・1%増の63万8千人。同社は「昨年4月に開業したジョイナステラス二俣川に多くの買い物客が訪れたことが要因」とした。