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厚木周辺は期待と疑念 艦載機の岩国受け入れ

社会 | 神奈川新聞 | 2017年6月24日(土) 02:00

岩国市に移駐する空母艦載機
岩国市に移駐する空母艦載機

 在日米海軍厚木基地(大和、綾瀬市)に駐留する空母艦載機部隊の米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)への受け入れを、福田良彦市長が表明した。7月にも移駐が始まる予定で、厚木基地周辺では航空機騒音の軽減に期待が高まる。だが移駐後の厚木基地の運用が明らかになっていないだけに、懐疑的な見方が依然くすぶり続けている。


山口県岩国市岩国基地
山口県岩国市岩国基地

騒音軽減へ「運用不明確」


 「(騒音の)負担軽減に期待している」。大和市の大木哲市長と綾瀬市の古塩政由市長は、5月の定例会見でそれぞれこう語った。

 一方で、ともに「運用は明らかになっていない」と歯切れは悪く、古塩市長は「厚木基地が訓練で使われないとも限らない」と警戒感をにじませる。大木市長は今月21日の市議会本会議で「運用について、いまだ国から具体的に示されていない」と強調した。

 防衛省は「移駐後の米軍と自衛隊の運用は、日米間で協議している。現時点では確定的に答える段階にはない」としている。
 

機体整備



 「期待していない」。厚木基地爆音防止期成同盟の大波修二委員長は騒音軽減に疑心を抱く。理由の一つが艦載機の機体整備だ。

 大和市には米軍機の整備を担う日本の民間企業の事業所がある。同社は「国内唯一」をうたい、ホームページで「(米海軍機・海兵隊機の整備が)全整備台数の約8割を占める整備根幹事業」と位置づける。

 艦載機の機体整備には3段階ある。今年1月、防衛省は大和、綾瀬両市に対し、求められる知識と技術が最高レベルの整備について、岩国基地の米軍格納庫で実施すると伝えた。厚木基地のジョン・ブッシー基地司令官も今月23日、「(最高レベルの整備は)基本的には岩国で行われる」との認識を示した。

 ただ、大波委員長は疑念を拭えない。同社の実績に触れ、「すべて岩国で対応できるのか。厚木で整備せざるを得ない状況が出てくるのではないか」と懸念する。
 

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 大波委員長はまた、

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