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【寿町火災】福祉の街、惨事再び 宿泊者「どこへ行けば」

社会 | 神奈川新聞 | 2019年1月4日(金) 13:13

火災があった簡易宿泊所に入る県警の捜査員=4日午後0時40分ごろ、横浜市中区寿町4丁目
火災があった簡易宿泊所に入る県警の捜査員=4日午後0時40分ごろ、横浜市中区寿町4丁目

 かつての日雇い労働者のよりどころから様変わりした福祉の街を、また惨事が襲った。新年早々の4日朝、横浜・寿地区で10人が死傷した火災。出火した「扇荘別館」は、介護が必要な高齢者や障害者ら140人近くが身を寄せる簡易宿泊所(簡宿)だった。自力で逃げられない宿泊者は、立ち尽くし、死も覚悟した。

 横浜・寿町の簡易宿泊所で火災 2人死亡1人重体
 寿町、超高齢化・日本の縮図 「社会共通の問題」

 「これで終わりか」。全焼した部屋の斜め向かいに泊まる男性(64)は、充満した黒煙に最期を悟った。脳梗塞で左脚がまひし、エレベーターが止まったと知って絶望した。間一髪で消防隊が現れ、はしご車で救助された。

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