
文化活動の全国大会で優秀な成績を収めた高校生が20日、県庁を訪れ、黒岩祐治知事に受賞報告した。この夏に開催された第42回全国高校総合文化祭・長野大会をはじめ本年度の全国大会で1位相当の成績に輝いた10校の生徒が、受賞の喜びや将来の抱負を語った。
出席したのは10校18人の生徒や指導教諭ら。音楽部門やソーラーカー、鉄道模型、放送、新聞、デザイン、数学、家畜審査など多彩な分野で活躍した。
それぞれ賞状や盾などを披露した受賞報告では、「卒業生や地域の人など多くの人に支えられた。責任感を持って作業することを心掛け、目標を達成することができた」「将来は、この経験で得たチームワークを生かし活躍したい」「来年も受賞できるよう頑張りたい」などと成果を振り返ったり、今後を展望したりした。
黒岩知事は「高校生の時に一つの分野でトップを極めた経験は、将来の力になる。これからも頑張ってください」と激励した。
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受賞報告した学校・生徒は次の通り(敬称略)。
▽県立平塚工科高社会部=長谷川郁磨(2年)▽同高機械部=八重樫匠(3年)▽関東学院六浦中・高鉄道研究部=林田友佑、生田目賢太(2年)▽向上高放送部=上原藍(3年)▽同高新聞委員会=天野智世、守屋映奈(2年)▽県立白山高放送部=小本菜々香、峯翔大(2年)▽同高=三俣悠(2年)▽県立相模原中等教育学校クラシックギター部=小野和佳子、平本彩乃(5年)▽県立弥栄高QUALCIC+TETRA(カルシックテトラ、軽音楽部)=岩渕萌(3年)▽栄光学園高数学界のTouristチーム=永野寛(2年)▽白鵬女子高=松井ヒカル(1年)▽県立相原高=宮崎ミウ(3年)▽清泉女学院高音楽部=竹元彩乃、久村杏(2年)