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「過労死110番」気軽に相談を 17日に神奈川など各地で

社会 | 神奈川新聞 | 2017年6月17日(土) 02:00

「過労死110番」の利用を呼び掛ける神奈川過労死対策弁護団のメンバーと工藤さん(左)=県庁
「過労死110番」の利用を呼び掛ける神奈川過労死対策弁護団のメンバーと工藤さん(左)=県庁

 過労死について弁護士らが相談に応じる「過労死110番」が17日、神奈川など32都道府県で一斉に行われる。過労死や過労自殺した人の遺族、過重労働に苦しむ人と家族らが対象。1988年から毎年実施している。

 神奈川過労死対策弁護団によると、過重労働を原因とする県内の労災申請件数と認定件数は、いずれも全国の約1割を占めている。同弁護団の永田亮弁護士は「過重労働に悩む人が多い(神奈川の)特色を無視できない。悩んでいる人にはぜひ電話をしてほしい」と呼び掛ける。

 「神奈川過労死等を考える家族の会」代表の工藤祥子さんも、電話で相談した一人だ。10年前、中学校で教師をしていた夫が死亡。弁護士をつけずに公務災害を申請し、不認定となったときに過労死110番を知った。当初は相談内容を覚えていないほど混乱状態だったが、「弁護士が長い時間話を聞いてくれ、受け止めてくれるところがあるんだと思った」と安心感を持った当時を振り返り、「電話をすれば亡くなる前に救える命がたくさんある」と訴えた。

 相談時間は午前10時~午後3時。問い合わせは電話(0120)112840。

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