インターネットのオンラインゲームに、他人のIDやパスワードなどを使って接続したとして、県警情報管理課と川崎署は24日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、川崎市川崎区小田5丁目、会社員(29)、東京都足立区、医療事務員(39)の両容疑者を逮捕した。
逮捕容疑は、共謀して、4月上旬から6月下旬までの間、藤沢市の男性(18)ら9人のパスワードなどを使って、オンラインゲーム「LINEAGE2」に29回に渡って不正に接続した、としている。
同署によると、2人はゲームに登場するキャラクターをレベルアップさせるサイトを開設。サイトは、利用者のパスワードなどを自動的に入手できる仕組みになっており、盗んだパスワードで接続して、ゲームで使う武器などのアイテムを手に入れたという。
会社員の容疑者は「ゲームをしている人間のアイテムを奪って、嫌がらせをしようと思った。そのうち、アイテムを売れば現金になると思った」、医療事務員の容疑者は「アイテムを買い取る業者に売って、10万円ぐらいもらった」などと供述しているという。
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