がんに対する理解を深めてもらおうと、関東労災病院(川崎市中原区木月住吉町)は7月1日午前10時から、肺がんや放射線治療などについての市民公開講座を同病院外来棟の講堂で開く。参加無料。
同病院の足立広幸呼吸器外科部長が「肺がんの外科治療」と題して「根治(完全に治ること)」と「低侵襲(痛みや出血など体の負担が少ないこと)」のバランスを説明するほか、荒平聡子放射線治療科部長や理学療法士の遠藤康平さんが放射線治療やリハビリについて話す。
同病院は、女性スタッフをそろえたブレストセンターや先進医療などがん治療の実績や取り組みが評価され、国から市内で3番目のがん診療連携拠点病院に指定されている。
申し込みは、同病院地域医療連携室電話044(435)5031=平日のみ。