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障害者との交流、丁寧に 17日、自主製作の映像公開 横浜のパン店「ぷかぷか」

社会 | 神奈川新聞 | 2017年6月12日(月) 10:54

「ぷかぷか」メンバーや地域住民らが創り上げたミュージカル演劇「セロ弾きのゴーシュ」=1月、横浜市緑区
「ぷかぷか」メンバーや地域住民らが創り上げたミュージカル演劇「セロ弾きのゴーシュ」=1月、横浜市緑区

 障害があるメンバーらが地域の中で働くパン店「ぷかぷか」(横浜市緑区)の演劇ワークショップ活動を、自主製作の記録映像などで紹介するイベントが17日、同区のみどりアートパークで開かれる。

 地域住民との関わりを何カ月もかけて丁寧に追った作品、1月に行われた演劇の練習の舞台裏や過去の回の様子など撮り手が違う3本を披露する。

 映像上演の合間には「相模原障害者殺傷事件について、私たちになにができるか」をテーマに、福祉関係者や精神疾患がある患者家族らを交え参加者たちで話し合う。

 「ぷかぷか」代表の高崎明さんは「社会から排除されやすい障害がある人たちと『心の底から楽しい』と思える関係をつくったワークショップは、理想論や正論だけでは打破できない社会的状況に希望をもたらす。彼らだけでなく、時代の閉塞(へいそく)感の中で息苦しい思いをしている私たち自身をも救ってくれる気がする」と多くの来場を呼び掛けている。

 午前10時~午後4時半。入場料800円(中高生500円、小学生以下無料)。チケットは「ぷかぷか」、またはみどりアートパークで販売。電話予約可。問い合わせは「ぷかぷか」電話045(453)8511。 

 
 

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