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戦争遺跡から「本土決戦」考える、市民グループがシンポ/横浜

社会 | 神奈川新聞 | 2010年10月17日(日) 22:48

現存する戦争遺跡から、太平洋戦争末期に進められた「本土決戦」への準備が持つ意味を考えるシンポジウムが17日、慶応大学日吉キャンパス(横浜市港北区)で開かれ、参加者は遺跡が語る戦争の実相に耳を傾けた。

戦争遺跡の保存運動に取り組む市民グループが主催した「横浜・川崎 平和のための戦争展」の最終日の催し。同キャンパス内に残る日吉台地下壕(ごう)は、戦争末期に連合艦隊総司令部として使われたことで知られ、保存会の新井揆博さんらがパネリストを務めた。

新井さんは、日吉台に続いて設営された横須賀市内の地下壕について解説。海軍の最後のとりでとして築かれた施設だったとして、急ピッチで建設が進められていった様子を説明した。

また、国家の中枢機関移転が計画された長野松代大本営(長野市)や、米軍の本土上陸に備えた千葉・館山の「東京湾要塞(ようさい)」が、総動員体制で築かれていったことが保存・ガイド活動を続ける市民グループから報告された。コーディネーターの山田朗・明治大学教授は「備えはすべて軍の司令部を守るため。司令部の近くに特攻隊基地が造られたことも特徴的だった」と話し、「本土防衛」が国民の犠牲を強いながら行われた点を強調していた。

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