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知的・精神障害者の雇用課題、障害者就職面接会で来場者の7割に/横浜

社会 | 神奈川新聞 | 2010年10月2日(土) 00:16

133社が参加して開かれた障害者就職面接会=横浜市中区の横浜文化体育館
133社が参加して開かれた障害者就職面接会=横浜市中区の横浜文化体育館

横浜市内に事業所や店舗を構える133社が参加した「よこはま障害者就職面接会」が1日、同市中区の横浜文化体育館で開かれた。法律の後押しなどで雇用の進む身体障害者とは対照的に、知的・精神障害者の働き口確保が近年の課題といい、この日も全体の来場者のうち7割ほどが知的・精神障害者で占められた。

面接会は横浜市内3カ所のハローワークの共催。既卒者が対象で、春秋の年2回開かれている。

近年の傾向として、知的・精神障害者の求職者が急増。昨年の面接会では、来場者約880人のうち、500人以上を占めた。

理由として、ハローワーク横浜は、企業側の受け入れ態勢を指摘。身体障害者はバリアフリーなどハード面の改良で課題が解決されることが多いが、知的・精神障害者の場合、「何かトラブルになった際、独力では修復できないケースが多い。就労支援機関との連携や手厚い支援が欠かせず、企業側が受け入れに及び腰になる要因にもなってしまう」と説明する。

こうした現状に、関係機関が力を入れているのが「職域開発」だ。大手企業の中では、外注していた清掃業務を直営に切り替えて任せたり、お茶くみサービスや全社員の名刺の作製、簡単なデータ入力などを一手に担う部署をつくったりする例があるという。

「『この仕事をやってもらえる障害者の方が欲しい』と、健常者と同じ土台で考えて採用していては、入り込む余地がなくなる」と神奈川労働局の木村啓子地方障害者雇用担当官。「『できる仕事を切り分けて任せる』という視点が重要。発想やアイデア次第で雇用の場は生まれる」とする。軽度の知的障害のある長男(19)と訪れた横浜市港南区内の女性(45)は「うちの子は対人面でやはり難しいこともある。受け入れ態勢がしっかりないと、職場で疎外感もあるだろうし、仕事も続かないと思う。こういった面接会も重要だが、企業の方が勉強する機会があってもいいのでは」と話した。

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