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ウインドサーフィンW杯担当の市職員が死亡

社会 | 神奈川新聞 | 2017年6月8日(木) 02:00

 横須賀市政策推進課の男性職員(32)が4月に死亡していたことが7日、市議会総務常任委員会で明らかになった。男性職員は5月に市内で開かれたウインドサーフィンのワールドカップ(W杯)事業を担当。直前1カ月間の時間外労働は93時間で、2~6カ月の平均は約48~74時間だった。

 国の労災認定の目安となる「過労死ライン」は、時間外労働が直前の1カ月間に100時間以上か、2~6カ月にわたり1カ月当たり80時間を超える残業があったことを目安としている。

 市などによると、男性職員は4月8日朝、自宅で息をしていないのを家族が発見。25日に搬送先の病院で死亡した。昨年8月の実行委員会発足時は男性職員を含む3人態勢だったが、順次補充し、4月は応援職員を含めて8人で業務を行っていたという。

 地方公務員の場合、過労死かどうかの認定は遺族などから出された書類を元に「地方公務員災害補償基金」(地公災)が行う仕組み。同委員会で市政策推進部の上条浩部長は「(過労死かどうか)私が判断する立場にはないと思います」と答弁した。

 
 

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