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30日間家電をお試し利用、子育てパパが新感覚サイト/横浜

社会 | 神奈川新聞 | 2010年9月8日(水) 12:26

子育ての経験を生かしてサイトを立ち上げた星野さん(中央)と双子の優太くん(右)と就太くん=横浜市港南区の星野さん宅
子育ての経験を生かしてサイトを立ち上げた星野さん(中央)と双子の優太くん(右)と就太くん=横浜市港南区の星野さん宅

双子の子育てに励む横浜市の男性が、その経験を基に新感覚のインターネット通販サイトを開設した。家電製品を自宅で30日間お試し利用できる、その名も「お試しプレミアム」。仕事に育児に忙しく、家電製品をじっくり選んで買う時間のない若い夫婦が主なターゲットで、「子どもと過ごす時間を少しでも多く」との思いがあふれている。

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横浜市港南区に住む、星野就一さん(41)。来月3歳になる双子の男の子を育てるパパであり、7月に「お試しプレミアム」を立ち上げた有限会社社長でもある。

炊飯器や食洗機、掃除機…などなど、サイトには生活に便利なアイテムが約30種。利用者は商品を買う際に全額を支払うが、30日以内なら価格の1割程度のお試し手数料を引いて返金返品ができる。返品は中古扱いとなって、そのたび1割程度、販売価格を下げて再販される仕組みだ。

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この仕組みを思い付いたのは2007年、双子が生まれ妻と義父母の6人家族になるのを機に、買い替えたドラム式大型洗濯機がきっかけになった。

高い買い物。慎重に選びたかったが忙しい日々に時間はなく、「えいやっ」と踏み切ったものの「失敗だった」。床材と合わず、脱水が何度も繰り返されて洗濯が終わらない…。「苦い思いをして、一度買ったものが返品できないことに疑問を感じました」

自身が経営するソフトウエア会社で週3日働き、週4日は子育てに専念してきた。09年4月に双子が保育園へ入ると妻が復職。共働きの夫婦はますます忙しくなった。

「子どもたちが夕方6時ごろ帰ってきて、眠るのがだいたい9時。1日に一緒にいられるのは3時間で、思い切り遊べるのなんて30分程度なんです」

家事の負担を減らして、少しでも子どもと過ごす時間を確保したい―。そんな思いで食洗機の購入を検討していたとき、洗濯機の“失敗”がよぎった。「そのときですね。実際にじっくり使って試せて、返品もできるサイトを立ち上げようと思ったのは」

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育児休暇を取得する男性はまだ少ない。厚生労働省によると、男性の育児休業取得率は09年10月時点で1・72%。厚労省は20年までに13%にする目標を掲げ、「イクメンプロジェクト」を立ち上げた。経済産業省時代に育休を取得した横浜市の山田正人副市長も、メンバーに名を連ねる。

子育てに参加する男性がもっと増えればいい。自分のサイトも、その一助となればと星野さんは考える。「子どもって、何かあったら『お母さーん』って呼ぶでしょう。わたしはそれを『お父さーん』って呼ばれるようになればと思うんですよ」。来年1月には第3子が生まれる予定だ。

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