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アルコールや薬物の依存症者回復に「認知行動療法」が効果/横須賀

社会 | 神奈川新聞 | 2010年8月28日(土) 10:44

アルコールや薬物の依存症者の回復を目指す精神療法「認知行動療法」が6月から、横須賀市米が浜通の地域活動支援センター「GAYA(我舎)横須賀」(島田昌平施設長)で取り入れられ、効果を上げている。厚生労働省の研究事業の一環として、2010年度の厚生労働科学研究費補助金を活用。参加費は無料で、週に1回、依存症を抱える人たちが同療法を基に依存症についての理解や対処法を学んでいる。

認知行動療法は、専門のテキストに沿ってこれまでの出来事や自分のものの見方を振り返り、今後の行動や生活を改善していこうとする取り組み。「どのようなときにアルコールや薬物を使ったか」「アルコールと薬物にどんなメリットとデメリットがあったか」といった問いに記入しながら、依存症に陥った自身と向き合う。併せて参加者同士や精神保健福祉士の資格を持つ「GAYA」職員との話し合いの時間も設けられる。

GAYAは、もともとアルコール依存症者を対象にした地域作業所として00年に開所したが、現在は薬物やギャンブル、買い物など対象者を依存症全般に拡大している。20~70代の利用者約20人が主に平日、社会復帰を目指し自主製品の製作やグループワークに励んでいる。

島田施設長は「孤立感や疎外感を味わいがちな依存症の人に、地域で手を差し伸べることが重要。認知行動療法を通じて支援の幅を広げたい」。10年間アルコール依存症に苦しんだ参加者の男性(54)は「自分を見つめ直すことで、また社会の一員に戻ろうと思えた」と話していた。

毎週火曜日午後3時半から5時まで。参加希望者は、GAYA電話046(828)3776。

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