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横浜事件の刑事補償、4人分が15日公示へ/横浜地裁

社会 | 神奈川新聞 | 2010年7月9日(金) 21:12

横浜地裁が刑事補償決定を出し、実質的に元被告5人に対して無罪認定をした「横浜事件」で、4人分の決定内容が15日付の新聞3紙と官報に公示されることが決まった。

決定内容が公示されるのは、平舘利雄、由田浩、木村亨、小林英三郎さん(いずれも故人)の4人分。故小野康人さんを含む5人の遺族には補償金が支払われ、小野さんは6月24日に公示されており、これで1986年の第1次再審請求から約24年間に及んだ司法手続きが完了する。

横浜事件は、1942年から終戦にかけ雑誌編集者らが共産主義活動をしたとして、治安維持法違反容疑で逮捕された事件。30人前後が有罪判決を受けた。故小林英三郎さんの長男・佳一郎さん(69)は「裁判所が過ちを認めて公示したことで一つの決着がついた」と述べ、故木村亨さんの妻のまきさん(61)は「治安維持法事件の全容解明はこれからだが、公示は名誉回復の一助になる」としている。

また、刑事補償決定の手続き終了を受け、10月24日、東京都千代田区の星陵会館で報告集会が開催される。「横浜事件から考える」をテーマに、治安維持法に詳しい奥平康弘さん(憲法研究者)や映画監督の森達也さんが講演。弁護団の森川文人弁護士は「思想をめぐる違法捜査という観点で、横浜事件を現代に続く問題としてとらえ直す機会にしてほしい」と参加を呼び掛けている。

報告集会は午後1時半から2時間半。参加費500円。問い合わせは、弁護団事務局のピープルズ法律事務所電話03(3354)9662。

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