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大涌谷駅舎改修を検討 箱根ロープウェイなど

社会 | 神奈川新聞 | 2017年5月26日(金) 02:00

 火山活動が続く箱根山(箱根町)の大涌谷で、ロープウエーを運行する箱根ロープウェイ(小田原市城山)と、駐車場を管理する県公園協会(横浜市中区)が避難対策の一環として、駅舎の改修や管理棟の建て替えを検討していることが25日、分かった。

 県や町などでつくる「箱根山火山防災協議会」が同日に小田原市内で開いた幹事会で、両者が2017年度の取り組みとして報告した。

 箱根ロープウェイによると、夏休みや紅葉シーズンなどの混雑時や火山ガスが規制基準を上回った場合に、収容人数を今の約600人から約750人まで増やすため、大涌谷駅舎内の待合スペースを約170平方メートル広げる。今秋の着工を目指す。

 町などによると、駐車場の管理棟は噴石に対応できる建物に建て替え、観光客の避難先としても活用するという。

 幹事会では、気象庁の運用する5段階の噴火警戒レベルが4(避難準備)に引き上げられたことを想定した防災訓練を10月下旬に初めて実施することを確認した。避難指示区域内の湖尻地区の住民ら約100人が参加する予定。

 
 

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