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桜1万本に「戸籍」つくります…秦野市が植樹状況把握へ独自調査

社会 | 神奈川新聞 | 2010年5月5日(水) 18:20

今春も満開となった水無川沿いのソメイヨシノ=4月3日、秦野市内
今春も満開となった水無川沿いのソメイヨシノ=4月3日、秦野市内

“桜の戸籍”つくります―。植樹などで桜の里づくりを進めている秦野市は、市内の植樹状況を把握するため、学校や企業、神社仏閣などを対象に樹種、本数などを調べるユニークな調査を行っている。市が推進する「花のある観光地づくり」の施策に役立てようとするもの。古谷義幸市長は「春に市域全体がピンク色に染まるのが目標」と意気込む。

市内には1万本の桜があると推定されている。市は、一般家庭を除く学校、公民館、道路、観光地、神社仏閣など521施設・団体を対象に、桜の本数、種類、場所、管理者を調査。樹齢については、対象の施設や団体の関係者が把握していないことが考えられるため調査項目から外されている。担当の市観光課は「樹齢が明らかにならないため戸籍とは言いにくいが、各種桜の咲く時期、場所が把握できる台帳となる」と説明する。

市内の桜の名所は弘法山、市中央運動公園と近くの水無川緑地、県道西大竹堀川線沿いの桜並木、八重桜の千村地区など数多い。毎年シーズンには桜まつりが行われ、今年は4月3、4日に弘法山に1万4千人、運動公園周辺に1万8千人が訪れた。

小田急電鉄が実施した4月9日のハイキングには約1千人が参加、水無川沿いの約10キロを沿道の花を観賞しながら歩いた。市観光課の北村徹課長は「参加者は首都圏の人たち。また来よう、と思ってもらえれば経済効果はある」とみる。

市内では2月中旬から下旬におかめ桜と河津桜が咲き、ソメイヨシノ、しだれ桜と続き4月中旬以降に八重桜が咲く。市は桜の台帳を作成すれば、市内の樹種と開花時期が把握でき、観光資源として生かせるという。

昨年2月から企業、自治会、市民団体などによる植樹が続けられている。1口1万円を寄付する市民植樹は昨年2月と今年2、3月の合わせて3回実施され、いずれも好評で、計400本が植樹されている。

市は、今後も市民や団体の協力を得ながら桜を植樹する方針。古谷市長は「水無川周辺に1千本の桜を目標に植えているが、市内全域で何本あるのか調査することにした。桜だけでなく各種の花を植え、花であふれるまちづくりを進めたい」と話している。

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