1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 08年の化学工場爆発事故で工場長に罰金50万円、横浜簡裁が略式命令/横浜

08年の化学工場爆発事故で工場長に罰金50万円、横浜簡裁が略式命令/横浜

社会 | 神奈川新聞 | 2010年3月26日(金) 00:51

2008年4月に横浜市金沢区の化学薬品製造会社「関東高圧化学」(現・日本カーリット)工場で従業員2人が死傷した爆発事故で、横浜地検は25日、事故原因となった設備の法定点検を怠ったとして労働安全衛生法違反の罪で当時の工場長(59)を略式起訴した。業務上過失致死傷罪での立件は見送った。横浜簡裁は即日、罰金50万円の略式命令を出した。

県警や地検によると、事故原因は、水と反応すると爆発の危険性がある化学薬品を高圧釜内でかき混ぜる作業中、釜の亀裂から水か蒸気が漏れたため。高圧釜は労働安全衛生法に基づき2年に1度の自主検査が必要だが、同社では1997年を最後に行われていなかった。

横浜南労基署が昨年12月に同法違反容疑で書類送検した工場長について、地検は立件可能と判断。一方、県警が昨年12月に業務上過失致死傷容疑で書類送検した工場長と副工場長(56)は不起訴(嫌疑不十分)とした。

事故原因となった亀裂は事故の2年以内のものという調査結果から、地検幹部は「仮に法定点検を実施していても、亀裂発見は困難だった」と説明した。事故死した研究グループ課長=当時(34)=は容疑者死亡で不起訴処分となった。

事故は08年4月7日午前8時50分ごろに発生。課長が死亡し、男性従業員(31)が外傷性くも膜下出血などの重傷を負った。

関東高圧化学の業務を引き継いだ日本カーリットは、ことし1月、同じ工場敷地内で爆発事故を起こして従業員ら12人が負傷。県警が事故原因を調べている。

【】

業務上過失致死に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング