
湘南国際村(横須賀市、葉山町)内に新しく整備された市道の完成記念ウオークが22日行われ、県内各地から参加した約250人が渡り初めをした。NPO法人県歩け歩け協会の主催。参加者は舗装されたばかりの真新しい道路を踏みしめながら、沿道に咲く菜の花や風景を楽しんでいた。
全長約2・3キロの市道は車幅6メートルで、湘南国際村のBC地区(112ヘクタール)内に整備されたばかり。現在、県が大楠山に隣接する緑地として緑を再生保全する計画を進めており、5月に開かれる全国植樹祭のサテライト会場にもなっている。
記念ウオークは、亀岡八幡宮(逗子市)を出発。湘南国際村から大楠山を抜け、JR衣笠駅を終点とする全長約18キロで実施。参加者は湘南国際村で昼食を取った後、完成したばかりの市道へ。歌を口ずさんだり、風景を写真に収めたりして散策を楽しんでいた。
6人グループで参加したという横須賀市富士見町の主婦(65)は「いい景色。(舗装されているから)足の不自由な人も楽しめそうですね」と話していた。
【】