川崎市川崎区の駐車場に止めた車から切断された男性の遺体が見つかった事件で、県警暴力団対策課と川崎署は3日、殺人と銃刀法違反(拳銃加重所持)の疑いで、横浜市中区山下町の会社役員の容疑者(31)を再逮捕した。横浜地検は同日、死体損壊・遺棄の罪で同容疑者を起訴した。
逮捕容疑は、1月12日午前0時ごろ、川崎市川崎区東田町の飲食店で、男性の会社社長(37)の背中などに向けて拳銃を3発発射し、出血性ショックで死亡させた、としている。
県警によると、同容疑者は「恨みがあった。拳銃は鶴見川に捨て、遺体は海に捨てるつもりだった」などと供述。鶴見川を捜索したところ、殺害に使用したとみられる自動式拳銃が見つかったという。
遺体の運搬などを手伝ったとして逮捕された川崎区渡田向町の飲食店経営の容疑者(47)は3日、死体損壊・遺棄の罪で起訴された。
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