
市立金沢動物園(横浜市金沢区釜利谷東5丁目)で知られる金沢自然公園内の植物区エリアで、早咲きの梅が白い花を付け、見ごろを迎えている。6日には、梅林横の広場で金沢茶道会による「梅見のお茶会」も開かれる予定で、同動物園では「気軽に参加して」と呼び掛けている。
梅林は約6千平方メートル。「本冬至」や「佐橋紅」など約30種類の梅250本が植栽されており、現在は白い「本冬至」が見ごろ。品種によって開花時期が異なるため、「遅咲きの梅は3月上旬ごろまで楽しめる」(同動物園)という。
梅林脇にはスイセンの花1万本も咲いており、ほのかに香る甘いにおいが来園者の心を和ませる。毎日散歩で梅林を訪れるという近所の主婦(58)は「スイセンの香りには癒やされますね。静かな雰囲気で梅も見られるいい所です」と目を細めていた。
梅林は同公園南側にあり、管理事務所のある同園夏山口から徒歩数分。
「梅見のお茶会」は先着200人限定で、金沢茶道会のメンバーが6日午前10時から野だてを開く。参加料は1人200円。問い合わせは同動物園電話045(783)9101。
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