横浜建設業協会が自主パトロールの出発式
社会 | 神奈川新聞 | 2010年1月26日(火) 21:36

地域の防犯に一役買おうと今年1月から市内全域の自主パトロールを本格稼働させる、横浜市内の中小の建設業者でつくる横浜建設業協会(工藤二郎会長)が26日、同市中区の同協会会館で「青色防犯パトロール」の出発式を行った。
同協会は2006年4月から「防犯子ども110番活動」に取り組み、会員が地域の見回りなどを実施してきたところ、協会内から「さらに力を入れて活動していこう」との声があがった。会員の意見を受け、協会は昨年から順次、警察に青色回転灯の使用許可を申請。すでに市内の5つの区で回転灯を装備した車でパトロールを行っているという。
同日の出発式で、同協会の工藤会長は「地域社会への貢献を目指す地元建設業者として、子供たちの安全と安心を守る責務がある。会員一丸となって犯罪を未然に防止したい」と決意を語り、協会員に回転灯と防犯ステッカーを手渡した。今後は加盟281社の協会員が市内全18区で計100台以上の車を用意し、定期的にパトロールを実施する。
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