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米兵タクシー強盗賠償訴訟、国の責任認めず/横浜地裁

社会 | 神奈川新聞 | 2010年1月20日(水) 00:35

酔った米兵に殴られ重傷を負った横浜市のタクシー運転手田畑巖さん(64)が、日米地位協定に伴う民事特別法に基づき国に1160万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、横浜地裁で言い渡された。深見敏正裁判長は、在日米海軍の監督責任と国の賠償責任を認めず、請求を棄却した。

民事特別法は、米兵の職務中の不法行為で他人に損害が生じた場合、日本政府が賠償責任を負うと規定。判決は「(傷害事件を起こしたブランドン・ポール・ブッカー元服役囚は)犯行時に勤務時間外だった」と国の責任を否定し、ブッカー元服役囚はいままで飲酒トラブルを起こしていないとして「米軍側が飲酒規制を徹底しなくても著しく合理性を欠くとまでは認められない」とした。

一方で、米軍側が米兵犯罪の減少のためには飲酒規制が重要と認識していたが、規制は不徹底だったと認定した。原告代理人の高橋宏弁護士は「米軍の規制不徹底の認定は評価できるが、違反としなかったのはおかしい」、防衛省は「裁判所の理解が得られた」と、それぞれコメントした。

同事件で、横浜地裁は2007年7月にブッカー元服役囚に懲役1年2月の判決を宣告、刑が確定している。田畑さんは08年2月、国とブッカー元服役囚に対し損害賠償を求めて提訴し、ブッカー元服役囚本人には同年8月に135万円を支払うよう命じている。

訴えによると、田畑さんは06年9月17日早朝、横浜市内でブッカー元服役囚ら4人を乗せて横浜駅東口に到着。料金を請求したところ顔面を殴られ、鼻の骨を折るなど約1カ月の重傷を負った。

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