横浜市民とアーティストによる地域密着型アートイベント「横浜アートサイト2009」に参加した6団体の成果を披露するシンポジウムが16日、横浜市中区のヨコハマ・クリエイティブシティ・センターで開かれた。横浜市と市芸術文化振興財団による協働事業の一環。
青葉区のたまプラーザ駅近くの住宅街を舞台にした「AOBA+ART2009実行委員会」は2年目となり住民の参加が増加。アート活動への理解も深まり、住民から「暗い夜道をアートで明るくできないか」などの相談が寄せられるまでになったという。
南区を拠点に活動した「大岡川アートプロジェクト実行委員会」は異なる町内や中学校同士でアート交流が始まったことを報告した。Y150会場でワークショップを開いた「GROUP創造と森の声」や金沢区の「金沢文庫芸術祭実行委員会」なども子どもたちが熱心だったと発表した。
6団体の主な作品は18日まで同センター1階で展示している。入場無料。問い合わせは電話045(221)0325。
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