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3年間で親族8人死亡…忌引休暇を不正取得の県立高事務長を懲戒免職処分/神奈川県

社会 | 神奈川新聞 | 2010年1月15日(金) 00:05

神奈川県教育委員会は14日、3年間に8人の親族が死亡したと偽り、忌引休暇を不正に取得していたなどとして、県立川崎高校の男性事務長(55)を同日付で懲戒免職処分とした。事務長の不祥事を受けた昨年12月の調査でも、県教委教育局学校事務センターの女性主事(28)と、県立平塚盲学校の男性技能技員(57)の職員2人の忌引休暇の不正取得が分かり、同日付でそれぞれ懲戒処分とした。

県教委によると、事務長は2006年6月から09年8月までの間、「父方の叔父が死んだ」「妻の母方の叔母が死んだ」などと虚偽の申請を8回行い、計9日間の忌引休暇を取った。昨年7月ごろ県教委あてに投書があり、学校側と県教委が本人に聴取したところ、認めたという。

このほか事務長は、出張後の無断欠勤や、虚偽の時間外勤務の申請を繰り返すなどした。忌引休暇の欠勤分など不正受給した約134万円は返納させた。

事務長は「年休が足りなくなった」「前年度に残業していた」などと動機について語っているという。県教委は05年以前の服務実態については関係文書の保存期間が過ぎており、「調べられない」としている。

一方、女性主事は08、09年に4回計7日間、男性技能技員は07年に1回1日の忌引休暇を不正に取得したという。県教委はそれぞれ減給10分の1(6カ月)と戒告の懲戒処分とした。

山本正人教育長は「県民の信頼を大きく損ねる事態を招いたことを心からおわび申し上げる」などとするコメントを出した。今回行った調査は、県立学校の教員を除いた職員で、忌引休暇を年3回以上取り、年次休暇の残りが少ない職員だけに限定した。このため、対象を教員にも広げて再調査を行う予定という。

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