1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 横浜の化学工場で爆発し従業員ら8人負傷、2年前にも事故/神奈川

横浜の化学工場で爆発し従業員ら8人負傷、2年前にも事故/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2010年1月7日(木) 23:27

7日午後5時45分ごろ、横浜市金沢区福浦1丁目、化学薬品製造会社「日本カーリット」(本社・東京都千代田区)横浜工場で爆発があり、製造棟や倉庫、事務所など計8棟(約2200平方メートル)がほぼ全壊した。男性従業員6人と工場周辺にいた男性2人が手などを負傷したが、いずれも軽傷。県警捜査1課と金沢署は業務上過失致傷の疑いで捜査を始めた。同工場では2008年4月にも爆発事故で2人が死傷しており、安全管理が問われていた。

県警の調べや日本カーリットによると、爆発は製造棟などで複数回起きたとみられる。当時は従業員が15人おり、化学薬品の製造作業を終えたところだったという。同工場では「過塩素酸」などの可燃性の薬品を製造している。

日本カーリットは、伊佐功社長が7日午後10時から本社で会見し、「2度もこのような事故を起こし、誠に申し訳ない」と謝罪した。伊佐社長は「水素ガスを有機物にしみ込ませる密閉容器が爆発した」と説明。「作業は終了していたと聞いており、水素ガスは抜いてあると思う」と述べた。また、前回の事故と作業内容が違うことや作業が終了している点、法定検査を徹底していたことも強調し、「なぜ爆発が起きたかしっかり調査する」と話した。

爆風で付近の別の工場の窓ガラスが割れるなどしており、近くを乗用車で走っていた横須賀市の男性会社員(34)は割れたフロントガラスで手などを負傷。近くの工場に勤める横浜市保土ケ谷区の男性(39)も爆風でけがをした。負傷した工場従業員は34~55歳のいずれも男性。午後8時15分に鎮火した。

日本カーリットに吸収合併された関東高圧化学の工場だった当時に起きた08年4月の事故をめぐっては、県警が設備の法定検査を10年以上怠っていたことを重視し、当時の工場長ら3人を業務上過失致死傷容疑などで書類送検した。

現場は金沢シーサイドライン産業振興センター駅から東に約600メートルの工業団地の一角。

【】

業務上過失致死に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング