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新名物へ「江戸前カキ」を養殖中、2月にも朝市へ/横須賀

社会 | 神奈川新聞 | 2010年1月1日(金) 22:55

いかだにつり下げたかごで順調に生育している養殖カキ=横須賀市の新安浦港
いかだにつり下げたかごで順調に生育している養殖カキ=横須賀市の新安浦港

東京湾に位置する神奈川県横須賀市・新安浦港で、カキが養殖されている。横須賀の新たな特産品にしようと、同市東部漁業協同組合横須賀支所(平成町)が市の支援を受けて試験的に取り組んでいる。順調に成育中で、2月ごろには新鮮な「江戸前カキ」が朝市にお目見えしそうだ。

カキは海中の網かごに入った状態でいかだにつるされている。一つのかごに40枚ほど入り、全部で約5千枚。既に15センチ前後の大きさまで成長している。

全長1センチほどのカキの稚貝が付いたホタテの貝殻を宮城県内から購入。昨年3月、いかだにつり下げて育て、7~8センチになった段階でかごに移した。定期的に殻のブラシ掛けやかごの清掃を行い、成育を促してきた。

横須賀の漁業者は以前、東京湾で自然繁殖した天然カキを水揚げしていたことがあるが姿を消した。その後、漁協の組合員が試しにカキを養殖してみたところ生育が良かったこともあり、本格的に取り組むことになった。

市も稚貝やかご、海水殺菌装置などの購入を支援するため09年度予算に133万円の補助金を計上した。計画では、11年度までの3カ年で試験養殖を実施し、軌道に乗せたいとしている。

最初は収穫量が少ないため市場には出さず、同支所で週末に行う朝市に並べることにしている。魚種が少なくなりがちな冬場の目玉商品として人気を集めそうだ。

カキは赤潮の原因となる植物プランクトンを餌にしており、成貝1枚で1時間に約10リットルの海水を浄化するともいわれている。海水浄化への貢献も期待されている。

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