安全参拝目指し鶴岡八幡宮で初詣想定の警備訓練/鎌倉
社会 | 神奈川新聞 | 2009年12月24日(木) 21:08

多くの初詣で客でにぎわう正月を前に、県警は24日、鎌倉市雪ノ下の鶴岡八幡宮で雑踏警備の訓練を行った。本殿へと通じる大石段脇に広報車を用意し、安全な参拝を呼び掛ける広報活動などに取り組んだ。
大みそかの夜から三が日にかけて、県警では境内に警備本部を設けて雑踏警備に当たる。広報台とロープによる規制線が各3カ所設けられる予定で、訓練に参加した鎌倉署員や機動隊員ら約40人が広報車の拡声器を使って手順や呼び掛け方などを学んだ。
同八幡宮は、正月三が日の人出を、平年並みの約250万人と見込んでいる。混雑時には境内入り口の三の鳥居から本殿まで進むのに、1時間20分ほどかかる場合もあるという。
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