
横須賀市と葉山町にまたがる湘南国際村の景観をとらえた公募写真展が、横須賀市立市民活動サポートセンター(同市本町)で開かれている。「湘南国際村から夕陽を観る会」(広川政利代表)の主催。27日まで。
会場には、写真愛好家らから寄せられた約50点が展示されている。湘南国際村の眼下に広がる相模湾、夕日に浮かぶ富士山、棚田や咲き競うツツジなど、四季折々の美を伝えている。
夕陽を観る会は1996年に発足。湘南国際村で富士山の真上に夕日が沈む「ダイヤモンド富士」の観察会などを行ってきたが、代表を務めていた子安大桐さんが今年2月に死去して活動が休止状態に。その後、会の存続を望む声が高まり、「スキスキ秋谷・立石の会」「三浦から夕陽を観る会」などの協力を得て、新体制で9月に再出発した。
広川代表は「湘南国際村は高台にあって景色がよく、夕日と富士山をはじめ、被写体としての魅力が十分です」と話している。
会場ではバラの美しさで知られるヴェルニー公園(横須賀市)の写真展も同時開催されている。
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