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甘い蜜が隠し味、横浜産ハチミツ使用の地ビールが誕生

社会 | 神奈川新聞 | 2009年12月20日(日) 11:06

ミツバチが横浜の街なかをミツを求めて飛び回る様子がラベルに描かれた、ハチミツビール「ハッチー」
ミツバチが横浜の街なかをミツを求めて飛び回る様子がラベルに描かれた、ハチミツビール「ハッチー」

横浜港を望むビル屋上で飼われた約3万匹のミツバチがせっせと集めたハチミツが、ビールの苦みをまろやかにする隠し味として地産地消されることになった。ビル屋上での養蜂(ようほう)を手掛けた市民有志と、日本でのビール発祥の地・横浜にこだわって地ビールでの町おこしを目指す市民団体の共同企画から生まれた、ハチミツビール「ハッチー」(1瓶330ミリリットル入り)だ。

横浜駅西口の地ビール専門店「横濱チアーズ」で19日午後に行われた完成披露会には、ハチミツを提供した「HAMA Boom Boom!プロジェクト」の岡田信行さん(40)、浜ナシなど横浜産の農作物を使った地ビールづくりを続ける「芸術麦酒製造構想」の緒賀道夫さん(50)ら、今回のハチミツビールの仕掛け人が勢ぞろい。「ビール独特の苦みが不得手という女性にも飲みやすいマイルドな味に仕上がった」という自信作の完成を祝った。

きっかけは、横浜開港150周年記念事業「開国博Y150」。「地産地消で人と人を結びつける面白いことはできないか」―。同博への市民出展者同士として知り合った岡田さんと緒賀さんが思いを巡らすうち「ハチミツとビールのコラボレーション」というアイデアが生まれたという。醸造は厚木市水引の厚木ビールが手掛けた。

ビールに使われたハチミツは、岡田さんたちが今春から夏にかけ、横浜市中区北仲通5丁目の旧帝蚕倉庫跡地のビル屋上などで行った養蜂で採取した200キロの一部。「ほんのり桜の香りがするビールにしたい」と、4月に採れたソメイヨシノのミツが選ばれた。

岡田さんらは来年もビル屋上での養蜂を続ける予定。厚木ビールの望月秀樹工場長(51)も「季節ごとに違った蜜(みつ)源のミツを使うことも試したい」と話しており、来年はソメイヨシノ以外の花のミツを使ったビールも登場しそうだ。

ハチミツはビールの副原料ではないため、ハッチーは発泡酒扱い。希望小売価格は1瓶550円。問い合わせは厚木ビール電話046(223)1515。ハッチーの樽(たる)生は横濱チアーズ=電話045(311)7804=で楽しめる。

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