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工場爆発事故で工場長らを書類送検/神奈川県警

社会 | 神奈川新聞 | 2009年12月17日(木) 00:08

昨年4月に横浜市金沢区の化学薬品製造会社「関東高圧化学」(現・日本カーリット)工場で従業員2人が死傷した爆発事故で、県警捜査1課と金沢署は16日、業務上過失致死傷の疑いで、当時の工場長(58)と副工場長(56)を書類送検した。

ほかに、従業員に対する業務上過失傷害容疑で、事故で死亡した研究グループ課長=当時(34)=を書類送検。水と反応すると爆発の危険性がある「トリクロロシラン」を無許可で169キロ貯蔵したとして、消防法違反容疑で同社と当時の工場長、営業課長(37)も書類送検した。

送検容疑は、爆発したステンレス製の高圧がまについて、労働安全衛生法で定める2年に1度の自主検査を怠るなど業務上の注意義務を果たさず、爆発事故を起こした、としている。

県警のこれまでの調べでは、事故は昨年4月7日午前8時50分ごろ、同社横浜工場研究棟で発生。合成ゴムの強化剤を作るため、「トリクロロシラン」などを高圧がま内でかき混ぜる作業中に、温度調節装置の亀裂から水か蒸気がかま内に漏れ、爆発したとみられる。研究グループ課長が爆死し、男性従業員(31)が外傷性くも膜下出血などの重傷を負った。

県警によると、高圧がまの検査は1997年を最後に行われていなかった。調べに対し当時の工場長らは「高圧がまは検査の対象外だと思った」などとする一方で、「かまが老朽化しているとの報告は受けていた」とも説明しているという。

日本カーリット(東京都千代田区)は「大変迷惑を掛けた。深くおわびするとともに、二度と事故を起こさないよう、安全対策を徹底したい」とコメントした。

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