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極太タイヤで迅速救命 大和市消防、自転車を導入

社会 | 神奈川新聞 | 2017年5月12日(金) 14:31

新たに導入された極太タイヤを装着した自転車(大和市提供)
新たに導入された極太タイヤを装着した自転車(大和市提供)

 大規模災害時に迅速な救援、情報収集活動につなげようと、大和市消防本部は今月、極太タイヤを装着した自転車で出動するチームを発足させた。タイヤが太く接地面が広いため、道路寸断時の悪路での走行に適し、がれきや段差の上を走破しやすいという。

 自転車のタイヤ幅は約9・6センチ、重さ約20キログラムで、20台導入した。市役所前で2日に開かれた発足式では、20人が自転車に乗って訓練を披露。高さ約30センチの障害物の上を乗り越え、火災に見立てた火に消火剤を投げ込んだ。さらに自動体外式除細動器(AED)を使って負傷者を救助する手順を確認した。

 警防課の保田英則課長(58)は「段差も安定して乗り越えられ、推進力がある。家屋の瓦、コンクリート片などが散乱した場所でも有効だ。災害時は迅速な活動を通して、救命率を上げたい」と話す。

 大規模災害時には2人一組のチームを編成。応急手当てや初期消火を目的にボール型の消火剤、包帯などの資機材が入ったリュックサックを背負って移動する。同本部消防職員約230人が編成要員の対象で、今後も定期的に訓練を行っていく。

 導入は昨年4月の熊本地震がきっかけ。道路が寸断され消防車両が通れず、初動の救命や消火、情報収集活動に影響が出たことを教訓にした。

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