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海外の研修生に森林づくりの心伝える/平塚の社会福祉法人

社会 | 神奈川新聞 | 2009年11月13日(金) 20:13

6月に植樹した苗の様子を視察するJICAの研修生=平塚市万田
6月に植樹した苗の様子を視察するJICAの研修生=平塚市万田

森林再生や町の緑化を目指して植樹用のポット苗づくりを行う平塚市の社会福祉法人「進和学園」(同市万田)の活動を学ぼうと、アジアやアフリカ計7カ国の専門家ら12人が13日、同学園を訪問した。国際協力機構(JICA)の事業の一環で、来日した研修生たちは興味深そうに森づくりの理念やノウハウに耳を傾けていた。

JICAの委託を受けた国際生態学センター(横浜市西区)が、先駆的な苗づくりに挑んでいる進和学園に協力を要請した。

同学園は、2006年春から、施設の知的障害者らが拾ったアラカシやスダジイなどのドングリを大型ビニールハウスで育成している。横浜国立大学の宮脇昭名誉教授が提唱する土地ごとに適した多数の種を混合で植える手法を採用。通常よりも木々の成長が早く強いのが特徴だ。現在、知的障害者らが約7万本のポット苗を栽培し、植樹祭などのイベントに販売するなど森の再生に貢献している。

JICAの研修生は各国で森林や水資源を専門とする行政マンや研究者で、県内の環境保護活動の現場を約1カ月半かけて訪問している。

この日は、同学園が取り組む「いのちの森プロジェクト」の説明を受け、実際に苗を育てる「どんぐりハウス」や植樹した後の木々の成長のようすなどを視察して回った。

フィリピンの環境プランナーのクリスさんは「施設で苗を育てて緑化に貢献するだけでなく、障害者の収入にもつながっているのがすばらしい」と話していた。同学園をサポートする「研進」の出縄貴史社長は「宮脇理論の森づくりがアジアやアフリカの荒廃地にも広がればうれしい」と期待していた。

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