横浜市教育委員会は9日、市立中学校の20代女性教諭が短文投稿サイト「ツイッター」に学校に関する不適切な書き込みをした、と発表した。
市教委南部学校教育事務所によると、教諭は3月下旬、新年度に担任を務める3年の学級編成会議後に「自分の思うようなクラスのメンバーにならず悔しかったけど、気持ちを新たにやっていくしかないね」などと投稿。ツイッターのアカウントは匿名だった。
また、2月下旬から3月上旬には、卒業行事に向けて他の教諭が職員室でダンス練習をしていたことに対し「うるさいし、仕事にならない」などと3件書き込んだ。
生徒が教諭の投稿を見つけ、約50人の生徒が無料通信アプリ「LINE」で共有した。生徒が他の教諭に報告して発覚した。アカウントは削除されたが、市教委が調べたところ、生徒らの個人情報につながる書き込みや写真掲載はないという。
教諭は「他の職員に相談できないことをストレス解消のために書き込んだ」と話しているという。生徒や保護者の信頼を損ねる行為だったとして学校側は臨時保護者会で謝罪。教諭は担任を交代した。