
音楽と動きが一体となった演技が神髄の「第29回県マーチングバンド・バトントワーリング・フェスティバル」(県マーチングバンド・バトントワーリング連盟主催)が21日、横浜市港北区新横浜の横浜アリーナで開かれた。
参加したのは、小学生から中学生・高校生、大学生、社会人まで62チーム。ゲストには、59年の歴史を持つの県警音楽隊と、ストリートダンスの普及と青少年の育成などに取り組んでいる横須賀の「フルクラム・スクワッド」が登場した。
参加者全体で約2700人にも上り、赤、黒、オレンジなど鮮やかで彩り豊かなユニホームで次々に登場。
1年間の学校生活を表現したり、アメリカの作曲家の曲をアレンジしてショーに仕立てたり、アニメの主題歌やラテン音楽に挑戦して動きをつけたりと、どのチームもフロアいっぱいに、縦横斜めそして弧を描いて、この日のために取り組んできた練習の成果を次々に披露した。
観客席からは大きな声援が飛び交い、ボランティアの高校生と大学生約80人が運営を手伝い、会場全体が一つになった大会となっていた。
フェスティバルはチャリティーとして取り組まれ、収益の中から社会福祉のためにと10万円が神奈川新聞厚生文化事業団に寄託された。
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