横浜中華街(横浜市中区)の冬を彩る「春節燈花(とうか)」の点灯式が、1日午後6時から善隣門下で行われ、2014年の旧正月へ向けた光の演出が早くもスタートした。
昨年は七福神の原型といわれる「八仙」をモチーフとしたが、今年は原点に返って、ちょうちんをメーンとするオーソドックスな電飾を採用。
省エネ型の発光ダイオード(LED)を光源とし、ちょうちんの中で幻想的な明かりが、ろうそくの炎のようにゆらゆら揺れるようにした。
式典では、主催者の横浜中華街発展会協同組合の李宏道理事長らがスイッチを押して、街全体の電飾を点灯。獅子舞がアクロバチックな演技で、祭りムードを盛り上げた。
旧暦によると来年の元日は1月31日で、中華街では2月14日の「元宵節」まで多彩な春節の行事が繰り広げられる。
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