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プレミアム商品券試行錯誤、湘南地域で「増税前駆け込み」狙う/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2013年10月25日(金) 21:35

鎌倉ではプレミアム商品券の販売場所を増やし、小売店やスーパーなど身近な商店でも購入できるようになっている=鎌倉市内
鎌倉ではプレミアム商品券の販売場所を増やし、小売店やスーパーなど身近な商店でも購入できるようになっている=鎌倉市内

販売価格に1割程度上乗せした「プレミアム商品券」の発行で、湘南地域の各地が知恵を絞っている。現在売り出し中の鎌倉は、当初定めた期限内に売り切れず、販売所を増やした。11月にも販売する藤沢では、消費増税前の駆け込み需要を狙い、4年ぶりに実施する。一方、昨年販売した茅ケ崎の商店街や平塚では今年は見送る方針だ。売り出し方や販売方法などを試行錯誤している。

鎌倉では本年度初めて、鎌倉商工会議所などでつくる実行委員会が2013~15年度の3カ年計画で8月下旬から販売している。

狙いは、増税前の駆け込み需要を取り込みつつ、プレミアム商品券の認知度を高め、増税後の消費の冷え込みを緩和することだ。1冊1万1千円分(千円券11枚つづり)を1万円で販売、市が割り増し(プレミアム)分を補助する。

だが、売れ行きは思わしくない。当初販売期限としていた9月20日までで6割ほどが売れ残っていた。そのため、期限を延長せざるを得なくなった。

当初は、同商議所や観光協会、信用金庫の支店で販売していたが、「販売場所の設定がよくなかった」と同商議所の担当者。そこで、身近なスーパーや小売店などでも購入できるよう販売場所を増やした。

ただ、今も約4割残っており、使用期限の年内中には売り切りたいとしている。「本年度の実施で認知度が上がり、増税後の来年度以降は本来狙った効果が出るはず」と期待する。

一方、藤沢は増税前の駆け込み需要の囲い込みに狙いを絞る。市は増税議論の行方を見据え、9月の補正予算で補助を決めた。

実施する市商店会連合会と藤沢商議所は、消費を商店街にも広げようと、500円券22枚つづりのうち、12枚を小売店専用券、10枚を大型店でも使える共通券とする工夫を凝らした。

市では前回09年にもプレミアム商品券を発売、1カ月ほどで完売した。市は「藤沢は取扱店数が多く、販売場所となる大型店の数も増やした。前回を上回るペースで売れるのでは」と言う。

一方、昨年販売した茅ケ崎の商店街や平塚では、今年は販売の予定がない。平塚では、平塚商議所などでつくる実行委員会が実施したが、販売期限内で売り切れず、延長した。本年度は市からの助成がないため、実施予定はない。同商議所は「地域ごとで浸透させるのは難しく、工夫が必要だ」と話している。

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