日産自動車(横浜市西区)は24日、フルモデルチェンジしたスポーツタイプ多目的車(SUV)「エクストレイル」を12月に発売すると発表した。1年後にはハイブリッドモデルも投入する予定で、国内では年間3万台超、世界190カ国で年間50万台の販売を目指す。
シーンを問わない走行性能を追求したといい、駆動力とブレーキ制御で車体の振動を抑え、乗り心地を向上させる「アクティブライドコントロール」や、コーナーやブレーキ時にドライバーの操作負荷を減らす「アクティブエンジンブレーキ」を世界で初めて採用するという。
また、日産車としては初めて「BSW(後側方車両検知警報)」「進入禁止標識検知」「ふらつき警報」などの新技術を導入し、安全性を高めている。日産は「今後のSUVの国内市場は横ばいが予測されるが、競合車がひしめく中でトップの座を確立したい」としている。
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