少子高齢化で交通弱者対策が課題となる中、横浜市とディー・エヌ・エー(DeNA)は24日、無人運転サービスや人工知能(AI)を使って解決を目指すプロジェクトを始めた。私道での自動運転バス実証実験を進めた上で、交通事業者とも連携し将来的には公道での無人自動運転サービス化を目指す。27、28日には金沢動物園(同市金沢区)で一般向けに試乗イベントを実施する。
プロジェクトは、両者が3月に締結した包括連携協定の一環。市は革新技術でビジネスを創出し、市内経済の成長や社会課題解決につなげる産官学の取り組み「I・TOP横浜」などに基づき、まちづくりや交通計画などに取り組む。
同社の自動運転バス「ロボットシャトル」はフランス製で12人乗り。