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JR山北駅、ダイヤ改正でバスとの接続悪化 不便解消に町も調整へ

社会 | 神奈川新聞 | 2013年7月8日(月) 22:04

御殿場線のダイヤ改正の影響でバスへの乗り継ぎが不便になったJR山北駅
御殿場線のダイヤ改正の影響でバスへの乗り継ぎが不便になったJR山北駅

昨年3月のダイヤ改正で無人駅となったJR御殿場線山北駅。明治以来、「鉄道の町」を支えてきた同駅の無人化は、まちづくりに取り組む地元NPOの協力で“解消”されたが、利用客にはダイヤ改正以来、乗り継ぎの不便がのしかかっている。駅前から出る路線バスの発車時刻が電車の到着と重なる時間帯が増え、バスに間に合わないケースがあるからだ。住民からは改善を求める声が上がっているが…。

平日の午前9時39分と午後7時52分。国府津始発の下り電車が山北駅に滑り込む。下車する乗客は、同じ時刻に駅前を出発し、小田急線新松田駅へ向かう路線バスには乗り継げない。

さらに上りも、平日の午後0時54分に到着する電車の1分後にバスが出発するダイヤとなっているため、間に合わない乗客が出ている。

仕事でよく駅を利用する女性(72)は不満を漏らす。「(ダイヤ改正で)接続が悪くなった。もう少し待ってくれればいいのに」。次のバスまで1時間ほど待たなければならないことがあるため、タクシーを利用せざるを得ないという。こうした不便はダイヤ改正以前はほとんどなかったとされ、とりわけマイカーを持たない高齢者世帯がしわ寄せを受けている。

路線バス運行主体の富士急湘南バスは、こうした現状を把握。「今年4月にバスのダイヤを見直したが、確かに山北駅では御殿場線の新たなダイヤに合わせたものになっていない。他路線との兼ね合いもあり、すぐにというわけにはいかないが、9月にもダイヤ改正を行うので、この点も含め改善を考えたい」と説明する。

人口減と高齢化が進む中、定住対策に力を注ぐ山北町にとって、交通機関の利便性向上は重要なテーマ。町の担当者は「利用者の要望に添えるよう調整したい」とし、JR東海や富士急湘南バスに働き掛けて調整する考えを示す。

また、同町を含む神奈川、静岡県内の沿線13市町でつくる「御殿場線利活用推進協議会」も、こうした課題への対応を問われる。これまでは「御殿場線輸送力増強促進連盟」として、JR東海に運行本数の増加を求めてきたがかなわず、5月に名称変更したばかり。JR東海は「本数は現状が適正」としており、まずは地域交通全体の魅力やサービスを向上させて御殿場線の利用促進に結び付ける努力が必要になりそうだ。

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