
アフリカの現状や国際協力について知ってもらう企画展「アフリカ~手をつないで前へ~」が6日、横浜市中区の国際協力機構(JICA)横浜で始まった。教育や環境、農業といった分野の支援活動をパネルで紹介。横浜とアフリカの子どもたちが共同制作した色鮮やかな絵画も展示している。9月1日まで。
第5回アフリカ開発会議(TICAD)が6月に横浜で開かれたのを受け、JICA横浜と市などが主催した。
オープニングイベントでは、アフリカの民族楽器によるミニコンサートが開催され、エチオピアで来客をもてなす際の伝統的な習慣であるコーヒーセレモニーの実演もあった。
展示コーナーでは、日本の非政府組織(NGO)やNPO法人などの活動を紹介し、ガーナでのカカオ栽培やウガンダの野生生物教育センターに対する技術支援などを取り上げている。
市内の小学校9校の児童がアフリカの子どもたちと共同制作した絵画(縦約1・5メートル、横約3・5メートル)は9点。人や家などが描かれており、横浜の児童が半分を仕上げてアフリカに送り、現地の子どもたちが完成させたという。
入場無料。午前9時半~午後6時。不定休。期間中は、ワークショップやセミナーも企画されている。
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