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「子どもに本を」、地域ぐるみで活動/真鶴

社会 | 神奈川新聞 | 2013年6月13日(木) 10:48

真鶴町真鶴のまなづる図書館が、地域と“二人三脚”で子どもが本に親しめる環境づくりに力を入れている。蔵書数は多くないが、本に登場する料理を作る親子向け教室や学校図書室との連携など地道な活動を実践。そうした取り組みが評価され、今春には文部科学大臣表彰を受けた。開館10年の節目を来年に控え、担当者は「子どもたちが純粋に読書を楽しめるようにしたい」と話している。

長年図書館がなかった同町では、公民館の一角にある図書室で貸し出しなどを行ってきた。が、充実を求める地域住民の強い要望もあり、まなづる図書館が2004年、情報センター真鶴の3階に開館した。

町民らが結成したグループによる読み聞かせ、小学生がカウンター業務に挑戦できる「一日図書館員」など、本や図書館に親しんでもらうための活動を当初から展開。

2年前からは、本に登場するメニューを実際に作る料理教室を開催している。共通の本にまつわる経験を通じて、親子が会話するきっかけをつくるのが狙いで、ボランティアの協力を得て「桃太郎」のきび団子やカップケーキなどを調理した。工作の本を用いた工作教室も開いている。

町内にそれぞれ一校ずつの小中学校とも連携。学校図書室の本の配置をアドバイスし、図書の分類を統一してもいる。「将来的に図書館と学校図書室の蔵書をリンクさせたい」との狙いがあるという。

昨春からは、授業参観日に校内に「移動図書館」を開き、保護者が手に取りたくなるような本を貸し出している。「親の読書する姿を子どもが見ることで、本に関心を持つきっかけにしたい」という教員の問題提起が発端だ。

こうした活動が評価され、今年4月下旬に「子どもの読書活動優秀実践図書館」として表彰された。「活動が地域ぐるみになってきた」と同館の小澤寿美枝司書が手応えを感じている。

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