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世界遺産 鎌倉推薦取り下げ、県と3市が総意表明/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2013年5月27日(月) 23:52

世界文化遺産候補「武家の古都・鎌倉」(鎌倉、横浜、逗子市)の国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦について、県と3市の首長は27日の共同会見で、取り下げる総意を正式に表明した。将来的な登録への「最善の道」と判断して同日、政府に要請した。

文化庁は28日、地元の意向を文化審議会の特別委員会に報告する。その後、関係省庁との協議を経て、政府が最終決定する。推薦の取り下げは初となり、登録を目指す他の国内候補地の戦略にも影響を与えそうだ。

国際記念物遺跡会議(イコモス)は4月、鎌倉について4区分の最低評価に相当する「不登録」をユネスコに勧告。本審議に当たる6月の世界遺産委員会で勧告通りに決議されると、再び推薦できなくなる。

自然遺産を合わせた世界遺産総数は962件に上り、委員会の審議は年々、厳しさを増している。県と3市はイコモスの勧告を分析した結果、鎌倉は評価が格上げされる要素に乏しいと判断。コンセプトを修正し再推薦する方策が妥当であると合意した。

再推薦の時期について、黒岩祐治知事は「いつとは言えないが、熱が冷めないうちにできる限り早く」と述べるにとどまった。会見に同席した文化庁の石野利和文化財部長は「なるべく早く再推薦できるように支援したい」と話した。

コンセプトの修正に関しては「すでに周辺の民間からアイデアが出てきている」(黒岩知事)、「物証を確認し直すところから始めないといけない」(松尾崇・鎌倉市長)と述べた。

◆「武家の古都・鎌倉」とユネスコ世界遺産委員会の決議評価

要害的地形と一体となった社寺など21史跡で構成される。評価は(1)登録(2)情報照会(3)登録延期(4)不登録の4区分。イコモスの勧告評価と照応する。(2)は追加情報を求めて翌年以降の世界遺産委員会で再審議する(3)は修正したコンセプトを再推薦して早くて2年後の委員会で審議する(4)は世界遺産に値せず再推薦は不可-を意味する。

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