開催中の「第33回全国都市緑化よこはまフェア」のオープニングシンポジウムが18日、横浜市西区のランドマークホールで開かれた。同フェア統括アドバイザーの白砂伸夫神戸国際大学教授や広報親善大使の三上真史さんがフェアの見どころを紹介した。
白砂さんは「街全体を緑化でつなげて、街の魅力を楽しんでもらう新しい試み。それぞれの場所にふさわしくデザインし、ビオラ、チューリップ、バラなど咲き替わっていく草花を一つの音楽のように表現した」とアピールした。
近況の写真やイメージ図をスライドで示した。山下公園の「未来のバラ園」については「市の花のバラが各家庭で展開できるよう、参考になるように丈夫で咲きやすい品種を植えた」と説明。
里山ガーデンのウェルカムガーデンを手掛けた三上さんは「横浜産の草花を多く取り入れ、里山らしく素朴に咲く姿をうまく出せるようにした」と話し、「フェアは毎日景色が変わる素晴らしい空間。何度も足を運んでほしい」と来場を呼び掛けた。
白砂さんは「フェアは花と緑にあふれる横浜の未来を先取りしている。みなさんの家の前でも花を咲かせ、『横浜ガーデンシティ』を実現してほしい」と期待した。
「クロージングシンポジウム」(5月27日)や閉会式(6月4日)に参加する市民も募集している。応募方法はフェアのホームページへ。