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知的障害者の運動支援、NPO法人がダンス体験イベント/川崎

社会 | 神奈川新聞 | 2013年4月4日(木) 13:09

音楽に合わせダンスを楽しむイベント参加者=高津区(NPO法人高津総合型スポーツクラブSELF提供)
音楽に合わせダンスを楽しむイベント参加者=高津区(NPO法人高津総合型スポーツクラブSELF提供)

運動不足が懸念される知的障害者を支援しようと、川崎市高津区のNPO法人「高津総合型スポーツクラブSELF」が、体を動かす場を提供する事業に乗り出している。3月にはダンス体験イベントを企画。誰もが楽しめるこの企画を恒常的に開催していこうと、SELFは賛同する協力団体を広く募っている。

「障害者たちの余暇活動を支援できる方法はないだろうか」。2年ほど前、県立高津養護学校(同区)元教諭で知的障害者の生活支援を進めるNPO法人メンバーの今泉修一さんから相談を持ち掛けられたのがきっかけだった。

今泉さんによると、学校を卒業した成人の障害者たちへの支援や活動場所が不足。そのため、運動不足になりやすく、ストレスがたまったり肥満になったりといった悪影響を及ぼす恐れがあるという。

SELFをはじめとする総合型地域スポーツクラブは、身近にスポーツを楽しめる場をつくろうと地域が自主的に運営している。そうした運営理念とも一致する今泉さんからの相談に賛同したSELFは、計画の構想を練ろうと、かねて親交のある「ファンズ・アスリート・クラブ」などの協力を得て具体化を進めた。

分け隔てなく楽しみながら体を動かせるツールとして選んだのがダンスだった。3月9日に同区内で実施した体験イベントには、20代の当事者とその保護者計6組が参加した。

「ファンズ-」はスポーツを通して健康的な生活を実現しようと地域のイベントなどでダンスや自転車競技教室を展開しているグループで、この日もメンバー5人が講師を担当。参加者たちは音楽に合わせ輪になって踊るなどして、約2時間汗を流した。

はじけるような笑顔で「楽しすぎる」と話した参加者の声が耳に残っているというSELFの戸沼智貴さん(37)は、継続の必要性を痛感したという。

ただ、そのためには講師代の捻出や参加者のサポート役といった人材確保が課題となる。毎月の定期開催を目指すSELFは「ゆくゆくは広く参加を呼び掛けられるイベントとして定着させたい」として、事業に賛同する協力者を歓迎している。

問い合わせは、SELF電話044(833)2555=平日午前10時~午後5時。

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