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「高付加価値な製品を」川崎・ナノ医療センター事業者が会見/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2013年4月2日(火) 23:14

川崎市川崎区殿町3丁目地区につくられる「ものづくりナノ医療イノベーションセンター」(仮称)の事業実施者の東大、川崎市などが2日、川崎市役所で会見し、今後の研究や運営体制などを説明した。産学官が連携、ナノテクノロジー(超微細技術)を使いがんなどの難病治療の医薬品開発などを目指すのが主な目的。3月に国の拠点整備事業に採択された。プロジェクトの中心を担う東大の片岡一則教授は「オールジャパンで取り組み、均質で高付加価値な製品をつくりたい」と意欲を語った。

同センターは研究の柱として(1)ナノテクを使い、均質で高付加価値の医薬品や治療機器などナノ医療技術を開発(2)産学官のビジネスモデル構築などナノ医療技術普及に向けた研究-などを掲げている。

例えば、通常全身投与で副作用が強い抗がん剤も、ナノ医薬品ならば、がん細胞などを直接標的にできるため効果が高く、副作用の軽減も期待できる。同センターではこうしたがんやアルツハイマー治療などのナノ医薬品の開発を進める。長期備蓄が可能なナノワクチンの開発にも挑む。

京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区や、羽田空港に近い立地も強みにして研究開発を加速させたいとしている。また、ナノ医薬品の開発などで6千億円の経済効果や3万5千人の雇用を創出できると試算している。

産学官の連携を円滑にするため、同センターの運営組織「エコ医療フォーラム」(仮称)を設立。国内外から積極的に人材を雇用するための専任スタッフを置いたり、開発された知的財産を管理したりするという。

センターは今年7月に着工し、13年度中に完成予定。14年度の早い時期に運営開始を目指す。

会見には他に、川崎市産業振興財団、東工大、東京女子医大、国立がん研究センター、実験動物中央研究所、富士フイルム、ニコン、ナノキャリア、県が参加した。

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