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横浜市大先端研の研究棟完成、がん解明の期待加速/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2013年3月13日(水) 23:16

医療研究の成果をがんの治療法開発などにつなげる役割を担う横浜市立大学先端医科学研究センター(横浜市金沢区福浦)の研究棟が完成し、4月から稼働する。がんの原因を解明するための最新鋭の解析装置や約1万のヒト検体を保管する「バイオバンク」を設置。ライフサイエンス(生命科学)に関連した企業も入居し、産学連携で生活習慣病の克服など現代の医療ニーズに対応したプロジェクトを推進する。

同センターは2006年、市大医学部の複数の施設を活用する形で開設。研究拠点、設備を1カ所に集約し、研究成果の実用化を加速させるため、11年から研究棟の整備に取り組んできた。

市大福浦キャンパス内に完成した研究棟は、地上5階建てで延べ床面積約2千平方メートル。資生堂やバイオベンチャー、大手食品メーカーなど4社が入居し、研究成果の実用化、製品化を担う。市大付属病院に近接しており、医療現場との連携も強化。また、京浜臨海部国際戦略総合特区内にあり、文部科学省のイノベーションシステム整備事業など国家プロジェクトにも位置付けられる複数の研究開発に取り組み、成長分野であるライフサイエンスの産業化も進める。

重点的なプロジェクトとなるがんの病態解明、治療法開発については、細胞のがん化に関わるタンパク質を解析する最先端の装置を9台設置。バイオバンクの検体を活用するなどして、健康状態と疾患状態のタンパク質を比較し、新薬、治療法開発に結び付ける。同センターによると、1カ所にこれだけの規模で同種の装置を整備するのは例がないという。

13日に横浜市役所で会見した平野久センター長は「研究棟の完成を機に、研究成果の実用化を加速させたい」と意気込みを語った。

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