“幻の大豆”で期間限定ラーメン、海老名市役所食堂で人気/神奈川
社会 | 神奈川新聞 | 2013年2月18日(月) 22:27

“幻の大豆”といわれる津久井在来大豆の海老名産ものでつくった豆腐を使った期間限定の新メニューが、海老名市役所の地下食堂に登場。好評を博している。
新メニューは「えびな豆腐塩ら~麺」で、豆腐入りのあんかけ塩ラーメン。海老名にちなんでエビと、地元産のコマツナが入っている。鶏がらスープの塩味でさっぱりした風味に、津久井在来大豆独特の甘みの強い豆腐が合っている。
海老名産は市内の農業団体が地産地消の取り組みとして栽培している。知名度を高めようと、食堂を運営するフジランドに海老名商工会議所などが豆腐を使ったメニューを依頼。あんかけ煮物を試みたが、昼食としてはボリュームがないため、薄味の塩ラーメンにした。
1日限定30食で販売され、完売する日もある。あっさりとした味わいが特に女性に人気という。フジランドは「今後も海老名産のものでメニューができれば」と話している。
えびな豆腐塩ら~麺は500円で、3月29日までの平日に販売。同30日までの木、金、土曜には市内20店でも海老名産の津久井在来大豆を使ったメニューが販売されている。店舗などの問い合わせは、市商工課電話046(235)4843。
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