県民からの公募作品を集めた「県民が見た世界遺産写真展」が、横浜市栄区小菅ケ谷の県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)3階企画展示室で開かれている。3月20日まで。入場無料。
同プラザの主催で、今年で2回目。昨年実施したコンテストの応募作品から約160点を展示した。
6月に鎌倉の世界遺産登録の可否決定を控えていることから、今年は初めて「武家の古都・鎌倉」部門も設定。高徳院の大仏をモチーフにした「青空に映える大仏様」や、鶴岡八幡宮の舞殿での舞踊を切り取った「静の舞」など、鎌倉の魅力を表現した作品が並んだ。同部門では、鎌倉の写真をライフワークとする写真家・原田寛さんの作品も約20点展示している。
ほかに31の国と地域の世界遺産の写真を展示し、フランスのモン・サン・ミシェルの写真に、「逢いたしと思い抱いて半世紀」などと長年の憧れの思いを川柳で添えた作品も並んだ。企画した同プラザの初田貴美子さんは「世界遺産の重要性を皆さんに伝えたい」と来場を呼び掛けている。
午前10時から午後5時まで。月曜休館。問い合わせは同プラザ電話045(896)2121。
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