南足柄市大雄町の草柳ノブさんが今年で100歳となり、暮らしている特別養護老人ホーム草の家(同市班目)で17日、加藤修平市長からお祝いされた。草柳さんは「末永く生きていきたい」と笑顔で話した。
1913年1月16日に小田原市早川で生まれ、23歳で結婚したのを機に南足柄へ引っ越した。長男の正治さん(76)によると、「80歳くらいまで年に数回は行っていた」というほどの旅行好き。「とにかく前向き。それが長生きの秘訣(ひけつ)では」と話していた。
いすに座って出迎えた草柳さんに、加藤市長は「お体に気をつけて。長生きしてくださいね」と祝福の言葉を述べた。草柳さんは時折、目に涙を浮かべながら「いい所(同施設)に来たから幸せ。生きていればいいことがある」と感謝していた。
市内では今年、さらに9人が100歳を迎えるという。
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